日本海軍の魚雷?

 Youtubeで艦船に魚雷が命中する動画をみた。
凄まじい水柱とともに艦体が折れ曲がる様子をみて、魚雷の威力に驚嘆するばかりだ。
一方、大戦中に雷撃された大型艦で、潜水艦によるものと航空機によるものとではずいぶん被害に差があると感じていた。
以下の表は日本軍魚雷のデータだが、航空魚雷の炸薬量の少なさは一目瞭然だ。

                
  
         日 本 海 軍 の 魚 雷 
  型式
直径
全長
炸薬
射程距離例
 
九三式一型
61cm
9.00m
490kg
40,000m/36kt
巡洋艦・駆逐艦
九三式三型
61cm
9.00m
780kg
30,000m/36kt
九五式一型
53.3cm
7.15m
400kg
12,000m/45kt
潜水艦
九一式
45cm
5.27m
160kg
2,000m/42kt
航空機
Mk.13
56.9cm
4.09m
270kg
5,760m/33.5kt
米軍航空機

米軍では、TNT火薬に代わるより爆発力の強い火薬が用いられていたとのことであり、日本軍艦船がいっぱい米潜水艦にしてやられたのも分かる気がするのである。

Mk.13魚雷は、米海軍アヴェンジャー雷撃機等に搭載された。
捷一号作戦序盤、戦艦武蔵はアヴェンジャーの雷撃を受けたが、この魚雷1本の爆発で射撃方位盤が損傷し、自慢の主砲が発射できなくなってしまったというし、分厚い装甲を剥がれて速度を出せなくなってしまったそうである。

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