ハイレゾ

 大昔のアナログLPレコードを光学式プレーヤーELPで読み取り、SoundEngine で一旦で24bit / 192khz wav.にてPCに保存したうえで、ポップノイズ・クリックノイズ・クラックルノイズ・ヒスノイズ等を除去。曲毎に分割して曲名等のデータを付与。ストレ-ジに余裕がないので24bit / 92khz flac.にデータを少しだけ小さく変換。再発されているCDと比較したりして楽しんでいる。
 難しいのは、ノイズをあまり気にして消してしまうと、音質を損ない、もったいないのでそこそこに留めるのが良い。
アナログ音源特有のノイズには、ある程度妥協したほうが良いようだ。

…と、ここまではWindows版での話。D/AコンバーターにKORG のDS-DAC-10 、再生にはFoobar2000 を使用している。Foobar200 は、プラグ・インを追加して DSD や flac などのハイレゾ音源を扱えるようになるのがよい。
湿度というか潤いが感じられる音になった気がする。


 問題は、古くなったWin7-32bit PCに Linux をインストールする場合だ。
 いかに軽量・軽快が売りのLinux でもストレージとメモリーが小さすぎるようなので、増設することにした。HDD は1T,メモリーは2G と最低限の容量を持たせた。

 この際なので、様々なLinux を試してみた。ubuntu,MINT,ubuntu-studio,Fedora 。
同じように見えるLinux でもそれぞれ違いがある。なかにはインストールが途中までしか進まないものも。
 結局、ubuntu20.04 を入れてWINE からFoobar2000 をインストールした。うまく動かなかったときのためにAudacious も入れておこうと思う。
 第1候補のFoobar2000 だが、3つの問題が発生した。
 一つ目はコンポーネントの追加ができないこと。手順は調べたのだが…。
 二つ目は、外付けHDDから楽曲ファイルを取り込めないことだ(Audacious では簡単だった)。色々と試みた結果、外付けHDDから楽曲ファイルをコピーしてPC本体のミュージックフォルダーへ貼り付けておく。ツールバーの「file」から「add files」→ 「□/(文字化け?Linux のフォルダー)」→ home → 「ユーザー名」→ 「ミュージック」フォルダーを指定してやることで成功した。デスクトップ上のhome(またはユーザー名フォルダー) からミュージックフォルダーに楽曲ファイルをコピーしても取り込めないのは何故か分からないままだ。
 コンポーネント追加の件はいまだに解決できていない。
 三つ目はKORG のDS-DAC-10がLinux で動作しないことだ。問題なく動いたとWebで見た気がしたのだが…。

 格闘はまだ続く。(20200525)

 コンポーネントの件が解決した。
 File > Preferences > Componentsを選び、下にある「Get more components」をクリック。WASAPI output support とASIO をダウンロード。
 その際、Linux 標準の「DOWNLOAD」フォルダ以外に変更しないことだ。そして「□/(文字化け?Linux のフォルダー)」→ home → … 「DOWNLOAD」内に圧縮ファイルがあるはずなので解凍すると .dll ファイルができる。
 File > Preferences > Componentsの画面下部にある「インストール」を押下。できた該当する .dll を指定する。
 File > Preferences > Componentsの画面にunkownのコンポーネントが表示されるので、これを選んでApplyボタンを押してOKを押す。

 結局、Windows のときの習慣でダウンロード・ファイルをデスクトップに置いたり、任意の場所を使ったりしていたのだが、Linux では通用しないらしい。


 最後の問題、KORG のDS-DAC-10がLinux で動作しない。
 Windows PCならflac でも DSD でも再生できる優れものなのだが…。(20200604)



 











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